【那覇】沖縄の国民健康保険(国保)制度50周年を記念したイベント「おでかけがんじゅうタイム」が6月28日、那覇市立松城中学校であった。沖縄県、市町村、国保団体連合会が、若い世代に国保や健康について理解を深めてもらおうと、お笑い芸人による寸劇やトークを交えながら説いた。

寸劇で国保や生活習慣病予防の大切さを伝えるお笑いコンビ「ゆうりきやー」ら出演者=6月28日、那覇市繁多川の松城中体育館

寸劇を鑑賞する松城中の生徒ら

寸劇で国保や生活習慣病予防の大切さを伝えるお笑いコンビ「ゆうりきやー」ら出演者=6月28日、那覇市繁多川の松城中体育館 寸劇を鑑賞する松城中の生徒ら

 寸劇はラジオDJ玉城美香さん、「ゆうりきやー」の城間祐司さん、山田力也さんらが出演。日本復帰前の沖縄では公的医療保険制度が存在せず、高額な医療費を払えない県民が民間療法でラードをおなかに塗ったりしたという話が紹介された。

 進行役の玉城さんは、会場の教員からの質問に答える形で、国保の財源や少子高齢化に伴う今後の課題などを解説。少子高齢化に加え、若年層の生活習慣病も増加傾向にあるとして、出演した「泉&やよい」の城間やよいさんは「健康寿命を延ばしたいね」と会場に語りかけた。

 寸劇を鑑賞した松城中1年の喜納姫さん(12)は「病院で使う青いカード(保険証)は何だろうと思っていた。寸劇を見て意味が分かった」と話した。(社会部・城間陽介)