台風4号は4日午後6時現在、長崎県五島市の南南西約180キロの海上を時速20キロで北北東へ進んでいる。台風は今後も東シナ海を北上し、次第に進路を東寄りに変えて、5日朝から夕方にかけて九州北部地方に最も接近し上陸する恐れがある。

台風4号が沖縄本島から遠ざかった3日午後7時すぎ、那覇市の県営鳥堀団地上空には鮮やかな虹が見られた

 沖縄本島地方では3日、各地で雨が強まった。24時間降水量は国頭村国頭で約115ミリ、東村東で約107ミリを観測。沖縄気象台は本島北部に大雨警報(土砂災害)を発表し警戒を呼びかけた。瞬間最大風速では同日午前0時55分に伊是名村内花で22・8メートル、午前2時46分に那覇市樋川で22・5メートルを観測した。

 沖縄気象台によると、本島地方には台風周辺の雨雲がかかり、これまでの大雨で地盤の緩んでいる所がある。4日にかけて発達した積乱雲の下での落雷や突風、急な強い雨に注意が必要。

 台風の接近により、3日の航空便で少なくとも6便が欠航、80人以上に影響が出た。沖縄旅客船協会によると、本島と周辺離島を結ぶ便や、那覇-鹿児島便など計49便が欠航した。

(社会部・普久原茜)