長さが50センチを超えることもあるゴーヤーの地域ブランド「キンキンゴーヤー」の生産農家の女性らは6月30日、キンキンゴーヤーの料理を楽しむ「キンキンゴーヤーをおいしく食する会」を沖縄県本部町健堅の旧健堅分校体育館で開いた。区民ら約40人が参加し、11種類のメニューに舌鼓を打った。

キンキンゴーヤーの料理を楽しんだ生産農家の女性ら=6月30日、本部町健堅の合同会社健堅体育館

 キンキンゴーヤーは通常のゴーヤーより大きく肉厚で苦みが少ないのが特徴。健堅集落がかつて「キンキン」と呼ばれていたことにちなんで名付けられ、商標登録も行っている。

 調理を担当したのは7人。各家庭で栽培されたキンキンゴーヤーを持ち寄り、揚げ春巻きやモーイ豆腐、つくだ煮、きっぱんなどそれぞれの得意料理を振る舞った。

 調理した新川緑さん(70)は「みんなでアイデアを出し合って料理するのは楽しい」と笑顔だった。大嶺育子さん(68)によると基本的にはどの料理にも合うが「水分が多いのでじっくり煮詰めるウブサーが最適」。台湾風のルーローハンが絶品だという。

 キンキンゴーヤーを使ったディスプレーにもこだわり参加者の目を楽しませた。参加した上間光子さん(69)は「全部おいしかったが、寒天寄せが最高。家でチャレンジしてみたい」と意欲的。大嶺さんは「おいしい料理を楽しむことで、生産も盛り上げ健堅の地名が入った地域ブランドを広めていきたい」と今後の活動に向けて抱負を話した。(比嘉啓一郎通信員)