KDDI子会社の沖縄セルラー電話の菅隆志社長が4日夜、那覇市の同社で報道陣の取材に応じ、「県民の皆さんに多大なるご迷惑をおかけした。深くおわび申し上げたい」と謝罪し、再発防止と信頼回復に努める考えを示した。(政経部・石川亮太)

謝罪する沖縄セルラー電話の菅隆志社長(中央)と山森誠司専務(右)ら=4日午後9時17分、那覇市松山の同本社(名護大輝撮影)

 同日午後9時現在で、音声通話・データ通信ともに安定して運用できているとし、利用状況を確認した上で「5日夕方までに完全復旧宣言ができればいい」との考えを示した。

 県内で影響があったのは最大65万回線と見込む。信頼回復への取り組みについて、菅社長は「まずは速やかに完全復旧宣言をしたいと考えている。その後にご迷惑をおかけした方への対応を決め、速やかにご案内したい」と話した。その上で再発防止と安定的な通信インフラの提供に努めるとした。

 個人・法人への補償に関しては、県内契約分は沖縄セルラー社で対応することになるという。

 データ通信は4日午前7時ごろ、音声通話は同日午後4時ごろまでに「おおむねつながるようになった」と説明した。同社カスタマーセンターには累計950件の苦情や問い合わせがあり、県内に69店あるauショップには各店舗に1日当たり約20人の問い合わせなどがあったという。