台風4号は5日午前、長崎県佐世保市付近に上陸し、九州で温帯低気圧に変わった。西日本を中心に非常に激しい雨が降り、高知県では線状降水帯が発生、50棟以上が浸水した。低気圧は6日にかけて西日本から東日本の太平洋側を進み、周辺の各地で大雨の恐れがある。土砂災害や河川の氾濫に警戒が必要だ。

 傘を差して熊本市内を歩く人たち。上は熊本城=5日午前8時11分

 台風4号の影響で、崩れた道路=5日午前10時1分、高知県中土佐町

 傘を差して熊本市内を歩く人たち。上は熊本城=5日午前8時11分  台風4号の影響で、崩れた道路=5日午前10時1分、高知県中土佐町

 台風上陸と線状降水帯の発生は今年初めて。気象庁は6月から線状降水帯の半日前予報に取り組んでいるが、予想できなかった。早明浦ダム(高知県)の貯水率はやや改善したが水不足の懸念が続いている。

 気象庁によると、列島は低気圧周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、大気が不安定になっている。(共同通信)