伊勢神宮(三重県伊勢市)は5日、大宮司の小松揮世久氏(72)の後任に、三菱商事などに勤務した久邇朝尊氏(62)が同日付で就任したと発表した。神宮職員のとりまとめ役として、上皇ご夫妻の長女で祭主を務める黒田清子さん(53)の下で神事をつかさどる。久邇家は旧皇族で、父邦昭氏(93)も大宮司を務めた。

 久邇氏は東京都出身で1983年に学習院大を卒業。三菱商事を経て、同社と双日が出資する鉄鋼商社で監査役を務め、昨年6月に退任した。

 就任後初の神事は、順調な天候と豊作を祈る8月4日の風日祈祭となる。(共同通信)