沖縄県内スーパー最大手のサンエー(宜野湾市、新城健太郎社長)が5日に発表した2023年2月期の第1四半期決算(3社連結、22年3~5月)によると、売上高は前年同期比0・2%増の474億8千万円で過去最高を更新した。創業以来、53期連続の増収。新型コロナウイルス感染拡大に伴う外食店舗の時短営業の制約がなくなり需要が戻ってきたほか、全体の売り上げの6割を占める食料品が引き続き堅調に推移した。

(資料写真)サンエー

 売上高にテナント収入と子会社ローソン沖縄のロイヤルティー収入を加えた営業収益は0・7%増の511億9500万円で、過去最高だった。時短営業がなくテナント収入が回復し、ローソンも観光客の増加により売り上げが戻った。経常利益は1・0%増の26億4700万円で2期連続の増益だった。

 四半期純利益は2・5%減の16億9600万円。3月にジョイフルよなばる店が老朽化のために閉店し、特別損失を計上した。2期ぶりの減益。

 既存店ベースの売上高は1・9%増だった。部門別では食料品が1・5%増で、外食が18・9%増。衣料品は経済活動の活性化によって3~4月は伸びたものの、5月は長雨の影響で鈍化し0・2%減。家電や化粧品などの住居関連用品は、梅雨時期に気温が低く夏物家電の売り上げが振るわず0・6%減となった。

 23年2月期の中間決算は営業収益が3・2%増の1062億200万円、経常利益は10・2%増の52億6900万円、中間純利益は8・8%増の34億7千万円と予想した。(政経部・又吉朝香)