福岡市中央区の商業施設「マークイズ福岡ももち」で2020年、面識のない女性=当時(21)=を刺殺したとして殺人罪などに問われた少年(17)は7日、福岡地裁での裁判員裁判の被告人質問で弁護側に刺した動機を問われ、女性に包丁を向けた際に「自首を勧められ、母親と重なり腹を立てた」と述べた。

 福岡地方裁判所=2020年11月、福岡市中央区

 少年は少年院仮退院に当たり、母親が引き取りを拒んだため更生保護施設に入所し、事件前日に抜け出した。母親に拒まれ「すごく残念な気持ちになった」と話した。

 検察側は冒頭陳述で性的行為目的だったと指摘。少年は「(取り調べでは)自暴自棄で、性的な目的だと話してしまった」と説明した。(共同通信)