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基地問題の誤解やデマ「感情論でなくデータや事実で反証」 本出版で記者トークショー

2017年5月29日 05:35

 沖縄の米軍基地問題に関する誤解やデマの反証本「これってホント!? 誤解だらけの沖縄基地」(沖縄タイムス編集局編著、高文研)の刊行を記念したトークショーが27日、那覇市牧志のジュンク堂書店那覇店で開かれた。

反証本「誤解だらけの沖縄基地」の狙いを説明する与那原良彦政経部長(左端)、屋良朝博さん(右端)ら=27日、ジュンク堂書店那覇店

 ジャーナリストの屋良朝博さんは「以前は沖縄に基地を押し付けている罪悪感が国民にあり、金をもらっているからいいだろうという議論は考えられなかった。社会の空気感がおかしい」と指摘。反証本が必要になる状況に「暗たんたる気持ちだ」と話した。

 同書は昨年1~8月の本紙の連載をまとめた。取材班キャップの吉田央記者は「辺野古の反対運動は日当が出る、翁長知事の娘は中国の高官と結婚しているので知事は中国の手先になったという根も葉もないデマが出回っている」と強調し、連載のきっかけや狙いなどを説明した。

 政経部の福元大輔記者は海兵隊が岐阜や山梨、静岡から沖縄に移ってきた経緯を取り上げ、「最初に『海兵隊よ出て行け』と言ったのは本土の側だ。辺野古移設反対の声に対し、『売国奴』とののしるのは歴史を知らないことが要因」と語った。コーディネーターを務めた与那原良彦政経部長は「誤解やデマを感情論ではなく、具体的なデータや歴史的事実で反証した」と企画の意図を話した。

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