誰がために記録する 沖縄公文書一覧

誰がために記録する 沖縄公文書

沖縄県は日本復帰して間もない1976年から、幹部会議の記録廃棄を続けてきた。基地問題や新型コロナウイルス対策でも記録の不備が相次ぐ。知る権利の保障のため、公文書の作成から利用まで一貫管理する条例を有識者らは県に求めた。なぜ行政は記録を残す必要があるのか。まずは2020年、熊本豪雨のケースから考える。

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