日本復帰から50年。沖縄には、5次にわたる振興計画の下で、社会基盤整備や交付金による各種事業など、ハード、ソフトともに多くの予算が投じられてきました。
しかし、公共工事では技術力のある県外の大手企業が多くを受注しているのが現実です。ソフトでも、事業に向けた調査・研究を県外や外資のコンサルタント会社が大半を請け負ってきました。
沖縄に蓄積するはずの「富」や「知」の多くが本土へ流出してきた実態を追います。
日本復帰から50年。沖縄には、5次にわたる振興計画の下で、社会基盤整備や交付金による各種事業など、ハード、ソフトともに多くの予算が投じられてきました。
しかし、公共工事では技術力のある県外の大手企業が多くを受注しているのが現実です。ソフトでも、事業に向けた調査・研究を県外や外資のコンサルタント会社が大半を請け負ってきました。
沖縄に蓄積するはずの「富」や「知」の多くが本土へ流出してきた実態を追います。
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「松村組、清水組、大林組。米軍の工事を請け負い、もうかっていたのは本土業者ばかりだった」 終戦から…
1950年88%、51年89%、52年71・6%-。 米ソ冷戦の兆しや中国建国などを背景に沖縄を「…
「資材は可能な限り日本(本土)で調達すべき」 1950年、米議会は沖縄への基地建設予算として約74…
米国が沖縄を基地の島として恒久的に使用することを決め、本格的な基地建設を始めた1950年。米国は、…
沖縄の人々にドルを稼がせ、そのドルで本土から大量の物資を輸入し、本土の振興を図る米国の「ドルの二重…
1950年からの本格的な米軍基地建設工事を背景に、「基地依存型、輸入経済」という戦後沖縄の経済構造…
[すり抜ける 富と知 沖縄復帰50年] 日本復帰直前の1970年、沖縄への進出を表明した世界最大の…
[すり抜ける富と知 沖縄復帰50年] 日本復帰を契機に、基地依存という脆弱(ぜいじゃく)な経済構造…
[すり抜ける富と知 沖縄復帰50年](7) 戦後の米軍統治により「基地依存・輸入型」経済の構図を強…
内閣府が第5次沖縄振興計画を効果的に推進するために実施してきた2012~20年度の「沖縄振興推進調…
「内閣府や防衛省は、多くの利益が沖縄から本土へ還元されている実態を把握しているか」 4月21日の衆…
長年の課題である沖縄からの「知」の流出を防ぎ、いかにノウハウを蓄積していくか。県は海外販路拡大に向…