詩歌の本
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[詩歌の本]玉城寛子著「歌集 島からの祈り」 詠み手の憤り わが心にも 2018年3月31日 22:15有料
2011年から17年までの7年間のあいだに詠まれた431首を「編年順」に収録した歌集は、一種の「日…
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[詩歌の本]桃原邑子著「歌集沖縄 新装版」 苦悩と激しさと悲しみと 2018年2月26日 05:00有料
この歌集は1986年に出た『沖縄』と、2003年の『桃原 沖縄2』を編集し直して、合わせて新装版と…
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[読書]佐々木薫詩集「島-パイパテローマ」 理想郷をつくりだす決意 2018年2月11日 08:57有料
本書の表題、パイパテローマとは八重山諸島の最南端、波照間島のそのまた南(パイ)にある理想郷(ユート…
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[詩歌の本]沖縄県現代俳句協会編「沖縄歳時記」 心惹かれる懐かしい事象 2017年10月15日 19:44有料
歳時記を読む楽しみといったのがいくつかある。 その一つは、どのような句が選択されているかといったこ…
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[詩歌の本]芝憲子詩集「沖縄という源(みなもと)で」 揺るがず貫く反戦平和 2017年9月24日 06:00有料
著者の芝憲子は東京生まれ。沖縄に移り住んだのは復帰の年、以来45年間、沖縄の歳月を自らの歳月として…
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[沖縄県産本コレ読んだ?]前田静秋詩集「悲歌/幻像」 短歌で成る詩 独自の試み 2017年8月19日 21:24有料
普天間基地西端の外人住宅が老人の住家であった。老人の名は前田静秋。『忘却の川』等で知られる詩人であ…
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[詩歌の本]佐藤モニカ著「サントス港」 誕生の感慨、味わい深く 2017年7月29日 15:28有料
ブラジルで過ごした少女期の思い出をうたった前半部分と、子供の誕生、成長をうたった後半部分と、章立て…
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[詩歌の本]大城あつこ著「句集 針突(はじち)」 句法多彩、絶妙な語り口 2017年3月18日 12:45有料
大城あつこの第1句集『針突(はじち)』を一読して、まず驚かされるのは、若々しいことである。 現在は…
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[読書]中里友豪著 詩集「長いロスタイム」知性と感性のバランス 2017年1月28日 21:00有料
中里友豪の第7詩集を読む。本書には「靴」から「記憶」まで26篇(へん)の詩が三つのパートに編集され…